生理痛の予防や緩和法、生理と病気の関係についてご紹介します。
■機能性生理痛
病気などの原因がなく起こる生理痛で、ホルモン分泌の乱れや血行不良などで起こる生理痛です。生理がある女性の約80%は生理痛を経験しているようで、そのほとんどがこの「機能性生理痛」だといわれています。
■器質性生理痛
放っておくことで症状や痛みが悪化するので治療が必要な子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因の生理痛です。
■子宮内膜症が原因の生理痛
子宮内膜以外に内膜の組織が出来る病気で、通常の子宮内膜と同じように毎月増殖とはく離を繰り返し出血します。子宮以外ではく離した内膜はそこに溜まってしまい体外へ排出する事が出来ず、血の塊になって周辺の臓器に癒着する事もあります。症状は重い生理痛や下腹部痛や腰痛や貧血などで、放置すると不妊の原因にもなります。
■子宮腺筋症
子宮内膜症の一種で、子宮筋層で子宮筋腫が起こる病気です。子宮内膜が子宮の筋層内に入り込んでしまい、生理の旅に増殖とはく離を繰り返すために、激しい生理痛や過多月経や腹痛や腰痛などを伴うようになります。不妊や流産の原因にもなります。
■チョコレート嚢腫
子宮内膜症の一種で、卵巣内で子宮内膜症が起こる病気です。卵巣の中で子宮内膜が増殖すると出口がないため生理の度に内膜組織から出た血液が卵巣の中にたまることで袋状の嚢腫が出来ます。嚢腫に溜まった血液がチョコレートの様にみえることから「チョコレート嚢腫」とよばれます。症状は激しい生理痛や腰痛などで、卵管組織や卵管を侵すので、卵胞の成熟をさまたげてしまい不妊の原因になることもあります。
